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税は財源ではない

九州の方では、大雨が続いているとのこと。

立川にある、パレスホテル立川が、2023年12月31日をもって、営業を終了するとのこと。
総会の会場で使っていたけど、これから、使えなくなる。
パレスホテル立川は、プロ野球の西武戦のときの宿泊地に利用されている。
パレスホテルがなくなったら、どこに宿泊するのだろう。


「政府において、税は財源ではない、税によって支出しているわけではない」
ここ何年かで、目からうろこと言うか、そう言われたらそうだ、と思ったことが、これ。

なぜか知らないが、政府は税金を集めて、それを使っているもんだと思い込んでいた。
でも、そうではないと。

例えば、所得税。
令和5年度の国家予算は、令和4年度に決まる。
一方、令和5年度の所得税が確定するのは、令和6年の2月から始まる確定申告であり、それ以降に、所得税を払う。
なので、税が財源というならば、政府による令和5年度の予算執行(支出)は、本年度の所得税等の国税が納付されるまでできないということになるが、そんなことはない。
それに、遡って、明治政府ができたとき、税が財源なら、政府はどうやって支出をしたのか。
国民が税金を払うための通貨(貨幣)はどうやってできたのか。

こういうことを聞いたら、そりゃそうだ、となった。
そこから、いろいろ話を聞くと、なるほどと思った。
そうだとすると、実は、日本に財政問題はない、ということになる。

細かいところはともかく、政府が国債等発行することにより支出を行い、これにより通貨が発行され、国民の手元に来て、それにより納税する。
つまり、政府支出が先(スペンディングファースト)ということ。
政府には通貨発行権(権利ではなく権力)がある。

だから、税金の無駄使いはいけない、ということを聞くが、これは的外れ、ということになる。

では、税金はなんだというと、政策調整とのこと。
例えば、税金によって、過度なインフレにならないようにする。
所得税や法人税は、景気の変動をならす機能がある(ビルトインスタビライザー(自動安定化装置))。
通貨・貨幣の裏付け(通貨発行権力と徴税権力は表裏一体)。
(政府が税金を「円」で徴収するので、納税者には通貨の「円」が必要だし、貨幣に価値が発生し、貨幣が流通している必要がある。)


細かくきちんと勉強したわけではないが、今のところ、大雑把だが、これくらいまで理解が追いついている。



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