ホーム » 2024 » 8月

月別アーカイブ: 8月 2024

成年後見と保険金請求と受領

先日、スーパーに行ったら、見事にお米がない。
一人一つと張り紙があった。

本人が保険契約をしている場合で、本人に保険金が請求できるようなことが起こった場合。
例えば、本人が医療保険等を契約しているが、本人が入院し、その入院が保険金の対象になるような場合。
成年後見人であれば、法定代理人として、保険金の請求や受領ができる。
保佐人や補助人がする場合は、代理権が必要。

自分の場合だが、成年後見人になったときに、保険に関する資料があって、本人が保険契約をしていると思われる場合は、保険会社に連絡して、保険内容等の開示を依頼する。
そのとき、まず、後見登記事項証明書と成年後見人の本人確認資料を送ってくれと言われたら、送る。
保険会社が返信用封筒を同封の上、先にこちらに書類を送ってくれる場合もあれば、そういうのはなくこちらから送る場合もある。
なお、保険に関する書類の送付先を、成年後見人宛てにすることに対しては、保険会社によっては、可能な場合と、本人宛にしか送れないという場合があるようである。

本人、保険金の給付対象のことが起こったら、保険金請求のために、保険会社に連絡。
いくつか質問されるが、保険会社から保険金請求に必要な書類が送られてくる。

入院保険金の場合、その保険会社用の診断書が送られてくるので、病院に連絡をする等して、その診断書に記載してもらうよう依頼する。
診断書に手数料がかかるが、それは病院による。
また、保険会社によっては、他社の診断書でも可能というところがあるので、それでよければ、診断書をもう一つ取る手間や費用が省ける。

例えば、立川市にある災害医療センターの場合、そのWEBサイトに、診断書についての記載がある。
病院に行って、用紙に記載して、必要書類(登記事項証明書、本人確認書類、本人の診察券があればそれも)と一緒に、診断書の申請をする。
引換券を渡されるので、それを受取る。
診断書ができあがったら、病院から連絡があり、手数料も伝えられるので、病院の診断書の窓口に行って、引換券と本人確認書類を渡すと、診断書を確認するように言われ、それでよければ、会計窓口で手数料を払って領収書を受取り、領収書を診断書の窓口で提示して、診断書を受取る。

保険金請求に関する書類が揃ったら、保険会社に送る。
保険会社の審査が終われば、指定の口座(本人の所持する口座)に、保険金が振り込まれる。

保険金等の多額の金銭を受取った場合は、家庭裁判所に報告する必要があるので、保険金を受取った旨を、資料と一緒に報告をする。

相続と抵当権抹消(抵当権抹消の書類がない)

所有権登記名義人である被相続人が生存中にローンを完済し、抵当権抹消登記をすることなく亡くなったが、ローン完済時に金融機関から送られてきたであろう抵当権抹消に関する書類がない場合。

この場合、相続登記と抵当権抹消登記をすることになるが、抵当権抹消登記に関する金融機関(抵当権者)の書類がないため、金融機関に、抵当権抹消書類に関する書類の再発行を依頼する。
相続人が再発行を依頼するときは、相続関係を証する戸籍謄本等が必要でしょう。
再発行を依頼した場合、解除証書等の登記原因証明情報や委任状は再発行してくれるが、抵当権の登記済証や登記識別情報は再発行はされない。
これは、いたしかたない。

抵当権抹消登記申請にあたり、紛失等により抵当権の登記済証や登記識別情報が添付できないときは、事前通知か資格者代理人の本人確認情報によることとなる。
金融機関は、事前通知と言ってくるので、急ぐ等の特別な事情がなければ、登記済証等は紛失で添付できないとして、抵当権抹消登記を申請をする。

事前通知の場合、委任状に登記義務者となる抵当権者の実印押印と印鑑証明書が必要になるが、会社等番号を提供すれば、この印鑑証明書は添付省略可能となるので、通常はこうなる。
とはいえ、委任状に押印された実印が、本当に実印かどうかを確認するために抵当権者の印鑑証明書は必要になるが、実印照合用の印鑑証明書のコピーも一緒に送ってくれる場合もある。
また、事前通知の場合は、登記申請後、法務局から抵当権者に連絡がいき、それに抵当権者が返答してから手続きが進んでいくので、通常よりは登記完了まで時間がかかる。
(住宅金融支援機構のサイトに、「融資金完済時お渡しした抵当権抹消に必要な書類がお手元にない方」というページがあるので、参考になるでしょう。)

抵当権抹消登記は、登記権利者を所有権登記名義人(被相続人)とし、登記義務者を抵当権者とする共同申請になるが、この場合の申請人(登記権利者)は誰になるか。
時系列は、抵当権抹消原因発生→相続発生なので、被相続人の相続人が、被相続人の登記申請義務を相続することとなるので、抵当権抹消登記の申請人は被相続人の相続人ということになり、その相続人全員あるいは一人から、抵当権抹消登記を申請することとなる。

登記申請の順番も、時系列からいえば、抵当権抹消登記、相続登記となろう。

しかし、抵当権抹消登記の申請人が所有権登記名義人ということは、不動産を相続した相続人が抵当権抹消登記の申請人になれる、ということでもある。
従って、自分の場合は、こういう場合でも、先に相続登記をして、その不動産を相続した相続人から抵当権抹消登記をする、というようにしている。

クリアホルダー

業務で、クリアホルダー(クリヤーホルダー)を使う。
(なお、紙を入れて使うのがクリアホルダーで、透明ポケットが数十枚あるのがクリアファイルというそうな。)
一つの仕事等に対して、書類を分けておくために、クリアホルダーを複数枚使う場合がある。
そんなとき、このバラバラなクリアホルダーをひとまとめにできるようなものが欲しくなる。
前に、インデックスホルダー3つとそれをまとめて入れておくホルダーのセットを買って、ずっと使っているのだが、そのホルダーが、割れたり破れたりして使えなくなってきた。
なので、クリアホルダーをまとめておけるホルダーのようなものが欲しいなと思って探したが、見つからなかったので、ずっとそのままにしておいた。

が、やっぱり不便なので、何かないかと改めて探してみたら、コクヨのグルーピングホルダー<KaTaSu>、というのがあった。
これは、クリアホルダーを数冊まとめて管理できるというもの。
試しに、購入してみた。
ずっと使っているインデックス付クリアホルダーも使えた。
こういうのが欲しかった。

もっと探してみたら、クリアホルダーファイル、というのもあった。
これは、クリアホルダーごとファイルする、というもののようだ。
コクヨやKINGJIMから出ていた。

他にも、MATOMELホルダーというのがあった。
これは、インデックス付のクリアホルダーを一冊にまとめて整理できる収納ホルダーとのこと。
自分がずっと使っているのは、こういう感じのものだった。

依頼者等にA4サイズの書類を送るとき、それが折れないときは、クリアホルダーやファイル用ポケットに入れて送っている。
が、誰かから書類等が送られてくるときに、透明の袋(OPP袋)に入ってくるときがあり、こういう袋のほうがいいかな~、と思っていた。
試しに使ってみようと思い、こちらも買ってみた。

雑感

熱い日が続く東京は立川。
とはいっても、35度を下回り、猛暑日ではない。
天気予報を見たら、西日本のほうは猛暑日の地域が多かった。

昼ご飯を食べようと、とあるお店に入ったはいいものの、15分、20分待てどなかなか料理が来ない。
昼だしな〜と思っていたが、自分より早く来た人達も、まだ来ていない。
こういうとき、それでも待つか、店を出るか、迷う。
出たけど。


「食事の最中は動画を見るのをやめてください」みたいな張り紙があって、見ていたら、「見るのを辞めて」と書いてあった。
この場合の「やめて」は、「止めて」でしょう。
こういう誤字、気になる、お店の人には言わなかったけど。

手書きの張り紙か何かで、専門の「専」に「点」を打っているのを見たこともある。
点はいらんでしょ、「博」は打つけど。

手書きの片仮名のシとツも気になるときがある。
ツをシの書き方で書いているのかな〜。